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機械学習関連の技術記事を投稿します。137と言えば微細構造定数

Qiitaからはてなブログへ移行しました

これまで技術関連の記事をQiitaに投稿していましたが、今後ははてなブログを使っていきたいと思います。 Qiitaに投稿した記事と同様、機械学習関連の技術記事を投稿していく予定です。

記念すべき最初の記事では、Qiitaの移行先としてはてなブログを選んだ理由について書きます。

Qiitaへの記事投稿をやめた理由

QiitaはSEOに対して強く、エンジニアで利用されている方も多いため、投稿した記事を多くのエンジニアから見てもらえる可能性が高いというメリットがありました。 実際に私がQiitaに記事を投稿していたときも多くの方からLGTMをもらうことができ、そのたびに執筆のモチベーションが上がりました。

一方で最近では技術記事とは呼べない記事や、読まれることを前提としていないメモ書き程度の記事もよく見かけるようになりました(もちろん、素晴らしい技術記事を書かれている方は多数いますのであくまで一例です)。 このような背景もあってQiitaに純粋な技術記事を投稿する意欲がなくなり、Qiitaへの記事投稿をやめて別のブログサービスへの移行を決めました。

ブログサービスの比較

noteやMediumなど個人でブログを開設する方法は多岐にわたるため、Qiitaの移行先としてどのブログサービスを選ぶか非常に悩みました。 ここでは、著名なブログサービスの特徴を調べて理解した内容と、はてなブログを選ぶことになった理由を書きたいと思います。

note

手軽に記事を書けるところが良いと評判なブログサービスです。 ユーザのつながりが強く、記事を見てもらいやすいところが利点であると、他の方が書かれたブログサービスの比較記事に書かれていました。 noteを本格的に利用していないため確かなことは言えませんが、noteを選ぶ1つのきっかけになるかもしれません。

また、noteでは有料記事や投げ銭システムなど、記事の収益化に便利な機能が提供されています。 複数の記事をまとめることができるマガジン機能も有料化に対応しており、連載記事をまとめて販売するのもおもしろそうです。 noteの記事収益化に興味がある一方で、自分のような無名ユーザがいきなり有料記事を書いて収益を上げるのは難しそうだと感じました。

一方で技術系ブログを執筆するには、エディタが貧弱で厳しいものがありました。 辛うじてソースコードシンタックスハイライト機能があるものの、見出しレベルが1つしか設定できなかったり、リストが使えなかったり・・・といろいろなところで制約があります。 機械学習関係の記事を書くとなると数式も多用することになるため、数式を画像化してアップロードして・・・という作業が繰り返されることになると思うと地獄を見られそうです。

Medium

海外のユーザが多いブログサービスです。 海外ユーザが多いことから、英語で記事を執筆することでより多くの人に記事を見てもらえるというコメントも見られました。

海外の企業が公式のブログとしてMediumを利用していることも多く、品質の高い記事を読むことができる点も特徴でしょう。 著名な機械学習ライブラリPyTorchもMediumを使っていますし、独自のブログに移行する前はTensorFlowもMediumを利用していました。

Mediumは、clap(QiitaのLGTMに相当)の数に対して収益が得られる仕組みが面白いと思いました。 QiitaでLGTMをもらえるだけでも記事を執筆するモチベーションが上がりましたが、それに加えて収益も得られるとなるとさらにモチベーションが上がりそうです。

WordPress

WordPressは、ブログの枠組みを超えてさまざまなコンテンツを管理できるソフトウェアです。

カスタマイズの自由度が高いことがWordPressのメリットです。 一方で、WordPressを動作させるためのレンタルサーバWordPress自体のメンテナンスに時間を割かれることがデメリットになります。 WordPressをメンテナンスするコストのほうが、記事を書くコストよりも大きくなる可能性があるため、ある程度本格的にWebコンテンツを作ることを想定していない人にとっては導入の敷居が高いように思えます。

はてなブログ

はてなブログは、はてなダイアリーが前身ということもあり、技術系のブログとして採用されることが多い印象です。

技術系のブログを採用するにあたってエディタは大切な要素ですが、技術系のブログが多いはてなブログではあまりその心配はなさそうです。 また、(個人的な印象で)はてなブログは収益化が難しいと感じていましたが、最近広告による収入も可能であることを知り、ブログのアクセス数が増えれば収益化も不可能ではないと感じました。

まとめ

代表的なブログサービスについて、その特徴をまとめると次のようになります。

ブログサービス 特徴
note ・記事投稿までの流れがシンプル
・記事収益化の手続きが簡単
・ユーザ間のつながりが強い(?)
・エディタが貧弱
Medium ・海外ユーザが多い
・企業の公式ブログとして利用されている
・clapによる収益化が可能
・日本では知名度が低い
WordPress ・カスタマイズの幅が広い
・メンテナンスコストが高い
はてなブログ ・技術系のブログ多い
・広告による収益化が可能

自分は次の理由から「はてなブログ」を選びました。

  • 技術系の記事を中心に投稿する予定である(技術系ブログとしての実績やエディタが重要)
  • ブログ開設時点では個人としての知名度が低く、有料記事として利益を上げられる見込みがない
  • 日本国内を対象としている
  • 現時点でブログの収益化は考えていないが、知名度が高くなったときのことも踏まえて収益化できる仕組みが欲しい

なお、Qiitaに投稿した記事はそのまま残しますが、今後ははてなブログに技術記事を投稿していこうと思います。 もし投稿した記事が役立った方は、スターやブクマしてもらえると執筆のモチベーションが上がります!